●横浜稽古会開催
「武術と殺陣の研究会」では日本独自の武術である「抜刀術」を殺陣に応用するための技法、その稽古法を研究しています。
着流し抜刀術はそうした活動の中から生まれたもので、和服の「着流し」姿で、着物がはだけないように、抜刀術を稽古することによって、通常の身体操作とは異なった感覚を身につけようという試みです。
★着流しで、下半身を「縛る」ことの意味は?
その不自由さから解放された時に、身体がどのような感覚を身につけているのか?
稽古記録映像でご覧ください。
★居合・抜刀術未経験の方でも大丈夫です。
初心者の方は最初は着物を着けずに、通常の私たちの抜刀術の基本稽古を経験していただき、さらに着物を着ての抜刀術に移ります。その違いを味わうことも今回の稽古会の面白さです。
参考映像
1.女性も出来る着流し抜刀
https://vimeo.com/186146076
2.武術から殺陣へ
https://vimeo.com/132339201
日時 2018年10月23日(火)7時受付・午後7時30分~9時30分
場所 横浜稽古会場(相鉄線平沼橋駅下車)
参加費 2,000円
用意するもの
●着物(浴衣など着流しできる着物)
トレーニングウエア(ジャージなど身体にフィットしたものが好ましいです)
帯(女性は着物用の帯の他にもう一本、刀を差すための浴衣帯、居合帯、稽古着帯などの帯を一本用意して下さい)
●模造刀または、鞘付木刀
★模造刀、鞘付木刀をお持ちでない方はレンタルできるものもあります(先着順)
★着物をお持ちでない方は、レンタルも可能です(数量限定、先着順 初回1000円)。
女性の方で、2本目の帯がない方は、代用品をお貸ししますので、申し出て下さい。
問合せ、参加申込は下記の「武術と殺陣の研究会」サイトのお問合せフォームから。
http://ken-tate.jimdo.com/
http://ken-tate.jimdo.com/お問合わせ/
通常の立ち回りでも着崩れずに動くことは、なかなか難しいといわれますが、「抜刀術を殺陣に」というテーマで活動している私たちにとっては「抜刀術というもっと厳しい条件下で、着崩れない立ち回りは可能なのだろうか?」という課題は重要なものでした。
この「着流し抜刀術」稽古は、「着流しで着崩れない」という設定が良い意味で「縛り」となって、武術的な身体操作をよりレベルアップするために、極めて効果的な稽古法であることも分かってきました。
武術から殺陣を生み出して行く過程で、私たちが考案した、身体の使い方を錬っていくための独自の稽古法を、幅広い方々に体験していただきたいと思い、公開稽古会を開催することにしました。
講師 プロフィール
平沼成基
学生時代から馬術、体操、フェンシングなどのスポーツに取り組み、現在横浜市体操協会理事を務める。
「身体動作の探究会」金子釋護氏に師事、武術(剣術、体術、杖術、抜刀術)を学び、様々な映像、舞台作品で武術、殺陣指導を行う。
現在「武術と殺陣の研究会」で抜刀術など日本武術を活かした新しい殺陣の創造に取り組んでいる。
出演、殺陣指導作品
◇出演
男着物.com モデル
http://www.kimonosugata.info/model3.html
http://www.kimonosugata.info/iai.html
◇殺陣指導
行定勲監督 『鳩 Pigeon』
◇出演&殺陣指導
高橋巌監督『Sword and Paradise』
横浜開港150周年記念『マリア・ルス号事件』(舞台)
●企画・主催「武術と殺陣の研究会」http://ken-tate.jimdo.com/